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WindowsXP をUSBメモリにインストールする

平成22年(2010年)09月24日 更新

クリーンインストールする方法

注意

用意するもの

手順

  1. WindowsXPのインストールCD内の全ファイルを任意のフォルダ(例:D:\WinUSB)にコピーし、 SP1適用済みにする。
  2. I386フォルダ内にある、以下の5ファイルを任意のフォルダ(例:D:\usb)に移動。
  3. コマンドプロンプトを起動し、expandコマンドで拡張子IN_のファイルを展開。
    cd /d c:\usb
    expand -r usb.in_
    expand -r usbport.in_
    expand -r usbstor.in_
    		
  4. TXTSETUP.SIFを次のように書き換える。
    1. [InputDevicesSupport.Load]セクションにある以下の5行を切り取り、 [BootBusExtenders.Load]セクションに追加。
      usbohci  = usbohci.sys
      usbuhci  = usbuhci.sys
      usbehci  = usbehci.sys
      usbhub   = usbhub.sys
      usbstor  = usbstor.sys
      				
    2. [InputDevicesSupport]セクションにある以下の5行を切り取り、 [BootBusExtenders]セクションに追加。
      usbehci  = "Enhanced Host Controller",files.usbehci,usbehci
      usbohci  = "Open Host Controller",files.usbohci,usbohci
      usbuhci  = "Universal Host Controller",files.usbuhci,usbuhci
      usbhub   = "Generic USB Hub Driver",files.usbhub,usbhub
      usbstor  = "USB Storage Class Driver",files.usbstor,usbstor
      				
    3. 次の行を[HiveInfs.Fresh]セクションに追加。
      AddReg = usbboot.inf,usbservices
      				
    4. 次の行を[SourceDisksFiles]セクションに追加。
      usbboot.inf = 1,,,,,,_x,3,,3
      				
  5. USB.INFを次のように書き換える。

    [StandardHub.AddService]セクションと[CommonClassParent.AddService]セクションにある 以下の行を書き換え。

    StartType      = 0       ; SERVICE_DEMAND_START ←値を0に
    LoadOrderGroup = Boot Bus Extender ←「=」以降を書き換え
    		
  6. USBPORT.INFを次のように書き換える。

    [EHCI.AddService]・[OHCI.AddService]・[UHCI.AddService]・[ROOTHUB.AddService]にある以下の行を書き換え。

    StartType      = 0       ; SERVICE_DEMAND_START ←値を0に
    LoadOrderGroup = Boot Bus Extender ←「=」以降を書き換え
    		
  7. USBSTOR.INFを次のように書き換える。

    [USBSTOR.AddService]にある以下の行を書き換え。

    StartType      = 0 ←値を0に
    Tag = 3 ←追加
    LoadOrderGroup = Boot Bus Extender ←追加
    		
  8. DOSNET.INFを次のように書き換える。

    次の行を[Files]に追加。

    d1,usbboot.inf
    		
  9. コマンドプロンプトで、makecabコマンドで拡張子IN_のファイルを作成。
    makecab usb.inf
    makecab usbport.inf
    makecab usbstor.inf
    		
  10. D:\usb 内にある、以下の5ファイルを D:\WinUSB\I386 フォルダに書き戻す。
  11. usbboot.infをI386フォルダにコピー。
  12. SP適用済みCDの要領で D:\WinUSB フォルダをCDに焼く。
  13. 内蔵ハードディスクをBIOSで無効にするか、PCから取り外す。

    これを行わないと、内蔵ハードディスクにブートセクタやブートマネージャが書き込まれてしまいます。

  14. 手順12で作ったCDから起動して、USBメモリへ通常のインストールを行う。
  15. USBメモリで一回起動してみる。

    起動に失敗する場合、インストールされたUSBメモリの内容を一回バックアップして、 手動で起動可能にする。 バックアップの際、ntldrやboot.iniファイル(不可視なので注意)とかも取っておく。 そしてUSBメモリを HP USB Disk Storage Format Tool で一回Quickフォーマットする。 そして、USBメモリにバックアップしたファイルの中から

    1. ntldr
    2. ntdetect.com
    3. boot.ini
    4. bootfont.bin

    の順番でコピー。あとはWindowsフォルダも同じくコピー。 そしてもう一回USBメモリで起動してみる。

  16. システムドライブがリムーバブルディスクとして認識されると、Windows Update ができないなどの不都合が生じますので、 ハードディスクとして認識されるようにします。
    1. デバイスマネージャの「ディスク ドライブ」にある、USBメモリのプロパティを開く。
    2. 「詳細」タブのドロップダウンから「ハードウェアID」を選択し、表示される文字列の1行目をメモしておく。
    3. Hitachi Microdrive Filter Driver をダウンロードし、適当なフォルダに展開する。
    4. Hitachi Microdrive Filter Driver を展開したフォルダにある cfadisk.inf を開く。
    5. [cfadisk_device]という行の下に

      %Microdrive_devdesc% = cfadisk_install,○○○○○○○○○

      という行を追加して保存する。(○○○○○○○○○の部分に2.でメモした文字列を入れる)
    6. デバイスマネージャの「ディスクドライブ」にある、USBメモリを右クリックし、「ドライバの更新」を選択。
    7. ハードウエア更新ウィザードが開始されるので、「いいえ、今回は接続しません」を選択し、次へ。
    8. 「一覧または特定の場所からインストールする(詳細)」を選択し、次へ。
    9. 「検索しないで、インストールするドライバを選択する」を選択し、次へ。
    10. 「互換性のあるハードウェアの表示」にチェックが入っていることを確認し、「ディスク使用」を選択。
    11. ファイル選択画面が表示されるので、5.で書き換えた cfadisk.inf を選択し、次へ。
    12. ドライバのインストール作業が開始されます。途中で2回ほど警告が出ますが、そのまま「はい」→「続行」と進みます。
    13. インストールが終了すると、再起動を要求されますので、そのまま再起動します。

参考リンク

インストールされているOSをバックアップする方法

注意

用意するもの

手順

  1. HDDの内容を整理する。

  2. USBメモリをUSBブート可能な形でフォーマットする。

    PeToUSBを実行し、フォーマットする。そのとき、下記のオプションをONにしておく。
    ※FAT32だとなぜかブートできない。

  3. USBメモリへブートマネージャをインストール

    HDDのC:\から下記ファイルをコピー。必ず1)から4)の順にコピーする。
    ※2)~4)の順序は違っても起動するかも

  4. バックアップを行うための別のOSを起動する。
  5. HDDの内容をUSBメモリへコピーする。
  6. HDDからWindowsを起動する。

    ※この時点ではUSBから起動しても、起動中にブルースクリーンになる。

  7. USB内のWindowsのレジストリを開く。
    1. ファイル名を指定して実行→regeditでレジストリエディタを起動
    2. HKEY_LOCAL_MACHINEを選択→メニューのファイル→ハイブの読み込み
    3. D:\WINDOWS\system32\config\systemファイルを開く(USBがDドライブの場合)
    4. キー名に「SYSTEM2」を指定する。
  8. USBのドライブ名とHDDのドライブ名を入れ替える。

    ※下記はUSBメモリがDドライブの場合。違う場合は適宜変更すること。
    ※HDDのドライブ名「\DosDevices\C:」とUSBのドライブ名「\DosDevices\D:」の名前を入れ替えただけ。

    1. HKEY_LOCAL_MACHINE/SYSTEM2/MountedDevicesを開く
    2. 「\DosDevices\D:」の名前を「\DosDevices\CC」に変更する
    3. 「\DosDevices\C:」の名前を「\DosDevices\D:」に変更する
    4. 「\DosDevices\CC」の名前を「\DosDevices\C:」に変更する
  9. 起動時にUSBドライバを読み込むように変更する。
  10. USBのレジストリを切り離す。

    ※切り離すまで、レジストリエディタを終了してはいけない。

    1. HKEY_LOCAL_MACHINE/SYSTEM2を選択する
    2. メニューのファイル→ハイブのアンロードを選択
    3. 確認ダイアログで「はい」を選択
  11. USBメモリのboot.iniを修正する。
    [boot loader]
    timeout=30
    default=multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(1)\WINDOWS
    [operating systems]
    multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(1)\WINDOWS="USB memory Windows XP Professional" /noexecute=optin /fastdetect
    multi(0)disk(0)rdisk(1)partition(1)\WINDOWS="Internal HDD Windows XP Professional" /noexecute=optin /fastdetect
    		
  12. USBからWindowsを起動してみる。

    ※Windowsのロゴ画面が一瞬表示されてブルーバックになった場合、8.と9.のレジストリの設定が正しくない。

  13. システムドライブがリムーバブルディスクとして認識されると、Windows Update ができないなどの不都合が生じますので、 ハードディスクとして認識されるようにします。
    1. デバイスマネージャの「ディスク ドライブ」にある、USBメモリのプロパティを開く。
    2. 「詳細」タブのドロップダウンから「ハードウェアID」を選択し、表示される文字列の1行目をメモしておく。
    3. Hitachi Microdrive Filter Driver をダウンロードし、適当なフォルダに展開する。
    4. Hitachi Microdrive Filter Driver を展開したフォルダにある cfadisk.inf を開く。
    5. [cfadisk_device]という行の下に

      %Microdrive_devdesc% = cfadisk_install,○○○○○○○○○

      という行を追加して保存する。(○○○○○○○○○の部分に2.でメモした文字列を入れる)
    6. デバイスマネージャの「ディスクドライブ」にある、USBメモリを右クリックし、「ドライバの更新」を選択。
    7. ハードウエア更新ウィザードが開始されるので、「いいえ、今回は接続しません」を選択し、次へ。
    8. 「一覧または特定の場所からインストールする(詳細)」を選択し、次へ。
    9. 「検索しないで、インストールするドライバを選択する」を選択し、次へ。
    10. 「互換性のあるハードウェアの表示」にチェックが入っていることを確認し、「ディスク使用」を選択。
    11. ファイル選択画面が表示されるので、5.で書き換えた cfadisk.inf を選択し、次へ。
    12. ドライバのインストール作業が開始されます。途中で2回ほど警告が出ますが、そのまま「はい」→「続行」と進みます。
    13. インストールが終了すると、再起動を要求されますので、そのまま再起動します。

参考リンク

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